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仮設計画 1級建築施工管理 第2次検定

tsutaya
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設置計画上の留意点

問題

建設工事における仮設物の設置を計画するに当たり、留意及び検討すべき事項を2つ具体的に記述しなさい。

横矢板

・横矢板は割れなどの発生のない土圧に耐えうるものとする。

・横矢板は隙間を設けないように嵌め込む。

バーサポート・スペーサーの設置

・定められたかぶり厚さを確保するように使用箇所を選択する。

・鉄筋間のあき寸法を確保できるように留意する。

起伏式(ジブ)タワークレーン

・クレーンの選定にあたっては、立地条件や施工条件及び機械の種類・能力を充分考慮した安全なものを計画する。

・クレーンはその能力を超えて使用してはならないため、揚重条件をを把握した上でしっかりと荷重計画を行う。

荷受け構台

・材料の取り込み、及び、水平運搬に便利な位置を選ぶ。

・作業床には、墜落防止用に、高さ85cm以上の手すりと中さんなどを設ける。

場内仮設道路

・車両、重機の大きさや通行量に合わせた幅員とする。

・短期使用の仮設道路については、設置や撤去が簡単な方式を採用する。

揚重機(タワークレーン)

・場合によっては能力の異なる複数の揚重機を設置する。

・使用クレーンの定格荷重表を作成して掲示する。

仮設電気設備

・極端なピーク時には、発電機を組み合わせるなど合理的な電力供給とする。

・仮設電気設備の撤去時期と本設への切り替え方法を検討する。

外部足場

組立図を作成し、それに基づいて組み立てる。

・第三者への飛来落下事故防止のため、必要な構造の防護棚を設ける。

つり足場

・作業床の幅は40cm以上とし、かつ、すき間はないようにすること。

・つり足場の上で脚立、はしごを用いてはならない旨の表示をする。

工事用エレベーター

・エレベーターから屋内作業場への出入り口の段差を小さくする。

安全装置、ブレーキの性能を把握して計画する。

山留め支保工

・地質、地形、条件に応じた山留め、支保工の形式を選択する。

・組立で順序を記した施工図に基づき施工する。

乗入れ構台

・必要な位置に水平つなぎ、ブレースなどの補強を行う。

・乗り込みスロープの勾配は、1/10〜1/6程度とする。

鋼板製仮囲い

高さを1.8m以上とする。

控えは埋め込み材に堅固に取り付ける。

排水処理設備

・工事に従事する人員の確認。

公共下水道の利用の可否の確認。

車両出入り口(ゲート)

・工事用車両の円滑な入退場ができる幅、高さを有するように計画する。

・ゲートは、盗難や事故防止のため、施錠できるようにする。

仮設事務所

・作業員の出入り口の近い場所に設ける。

・会議や打ち合わせのスペースを確保できる広さとする。

仮設ゴンドラ

・建物の大きさ、形状、工事内容を考慮し、適切なゴンドラ機種を選ぶこと。

移設時や撤去作業を行う上での障害はないかを確認して計画する。

建設用リフト

・建設用リフトを使用する場合には人は乗ってはならない旨を表示する。

・設置位置はゲートからの搬入動線に近く、作業場までの運搬が容易な場所とする。

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